みかんとクレスのおうちで性教育

設定 ねこみみ少年  クレス  人間年齢10歳 弟
    いぬみみ少年 みかん 人間年齢12歳 兄


「・・・98、99、ひゃーくっと、みかん兄ちゃん、もうあがってもいい?」
湯船に浸かっていた少年が立ち上がろうとする。
「うん、クレス、もういいぞ」
みかんと呼ばれた傍らで体を洗っていた少年がよく通る声で返事をする。

「ぷはぁっ」
パシャパシャと水音を立てて浴槽の中で勢い良く立ち上がったその少年、クレスは
人間の子の見た目で年のころ、10をわずかに越えたあたりだろうか。
細長いしっぽと、とがった耳が湯煙の中でだんだん露になる。
兄と呼ばれたみかんにも、たれた耳とふさふさのしっぽが付いていた。
「人」に良く似ているけど「ひと」ではないなにか・・・それが彼らの正体だった。
そして、その特徴たるみみとしっぽもクレスとみかんとでは少し異なっていた。

「ほら、ふいたげるよ」
そういって、しっぽを洗い終えたみかんが立ち上がったクレスの方を向く。
立ち込める湯気の中にとても細い腰のラインが浮かび上がる。
「あっ」
「あれ?」
声を上げたのは二人同時だった。
クレスの股間についている物が、かわいくぴこん、と立ち上がっているのに
気づいたからだ。

慌ててクレスが両手で隠す。
「兄ちゃん、見ちゃった?」
「・・・うん。見た」
一拍おいてから、
「最近時々勝手に硬くなっちゃうことがあって…どうしたら良いかわからないんだ」
真っ赤になったクレスはそういって、数カ月前からそういったことが始まったこと。
硬くなった後しばらくしていれば収まるけど、最近は長く待っても収まりにくいことや
頻繁に起こるようになって困っていることをみかんに告げた。
みかんもクレスももともと身寄りの無い境遇で、クレスにとって、こんなことが
相談できるのは義兄であるみかんしかいなかった。

こんな幼い弟に性徴の兆しが現れていると知ってみかんは心の中では動揺していた。
(自分に精通が始まったのも半年前だったっていうのに…)
しかし、動揺しているのは自分だけではない、信じて相談してくれたんだから
ちゃんと教えてあげないと…。むくむくと湧き上がる父性愛。みかんは意を決して言った。
「これはね、勃起って言うんだよ」
「ぼっき?」
「これはね。大切なことだからちゃんと教えてあげる。・・・その前に湯冷めしちゃうから
 もう風呂出ような」
「うん」
できるだけ普段を装うようにすると、クレスは安心したのか押さえている手をどける。
押さえられていた分だけ勢い良く跳ね上がったそれを見て、みかんは
少し驚きつつも、クレスの背中から大きなバスタオルをかけてやり
体を丁寧にふいていった。
いつものことで、一瞬それがそういった状態になっていることをみかんは忘れて
タオル越しとはいえ勢い良くクレスのそれを握ってしまった。
「あんっっ!」
肩をすぼませ大きな声を上げるクレス。はっと気づいてみかんは本気で謝りつつ、
ブリーフをはかせてハジャマを着せた。自分はパジャマを着ず、学校帰りの制服を
もう一度着なおす。そしてそのまま居間のソファに座らせ、みかんはその前に
ひざをついて向き合った。

クレスのパジャマには小さいテントが張ったままだ。
「これが硬くなるのをさっき、勃起って言ったよな?」
うんとクレスが小さく頷くのをみてみかんは続ける。
「これが勃起しちゃうのってクレスがちゃんと成長している証なんだよ」
「おちんちん、硬くなっちゃうのが…そうなの?」
今度はみかんが頷いて言う
「そこから大人にならないと出ない"あるもの"が、出たがってると
そういう風になるんだ。」
「おしっこじゃないの?」
「うん、おしっこじゃないよ。今から教えてあげるから裸になってごらん」
自分の体に起こってる不思議な現象の正体を知って安心した
クレスは素直にハジャマとブリーフを脱いだ。
「上も脱ぐの?」と聞いて「汚れるからね」といわれて
少し疑問に感じたがそれでも兄みかんの言葉は全幅の信頼を
置くもので、あっという間にクレスは全裸になった。
「ほら、よく見てごらん」
みかんは、クレスに硬くなった自分の硬直を良く観察するよう促し、
みかん自身も顔を近づけてみる。

改めて間近で見ると、勃起しているとはいえ、それは先端まで包皮に覆われ
露茎にはもうしばらくの時間が必要であると感じさせた。
少年らしい硬度を保った真っ白なそれは、先端の薄桃色の部分が
大人顔負けの角度でピンと天を衝いていた。
「不思議だろう?ちんちんがこんなになっちゃうなんて」
「うん。すごい不思議」

「ちょっと、ここのくびれた先のところをつまんでみなよ?」
くびれているといっても、そこは少年のそれ。わずかに膨らんでいる程度で
大人のようなはっきりとした段差は存在しない。
クレスはこくりと頷いておずおずと人差し指と親指で先端をつまんでみる。
「ああぁっっ!んんっっっ!」
全身に痺れが走り、大きく叫ぶ。慌てて手を放す。
「何!?今の!」
「びっくりした?」
「うん。おちんちんの根元がしびれて…なんかおかしくなった」
「今やった風に揉んであげるとすごく気持ちよくなるんだよ。もう一度やってごらん?」
「えっ!」
「ちゃんと見ててあげるから」
そういわれてもう一度、自身の先端を摘むクレス。軽くもんでみるように言われて
二、三度揉む。揉むたびに大きく肩で息をする。
「兄ちゃん、ボク、怖い。お願いっ、おにいちゃんがしてっ!」
根元から沸き起こるわけのわからない感覚に怖くなってクレスは手を放してしまう。
涙目になっているクレスを見て、みかんは自分を見るように言った。
クレスはみかんを見て驚いた。

いつの間にか兄もズボンもパンツも脱いで
下半身裸になっていたからだ。しかもそこにはクレス同様、硬くなっているものがあった。
兄の硬くなったものを初めて目の当たりにして釘付けになるクレス。

クレスの幼い性徴の様を見せ付けられてみかんも興奮していたのだった。
「じゃ、そこに横なってごらん」
驚いているクレスにソファベッドに横たわるよう促し、そっと近づく。

「後は兄ちゃんがしてやるからちゃんと見とくんだぞ」
そういってクレス自身をそっと摘む。

「うわっ」
自分が摘むよりも強い力でしかも大きな手のひらで丸ごと先端を握りこまれて驚くクレス。

「気持ちいい?」
「えっ、わっ、わかんないよー」
しかし、みかんはわずかに膨らんだそれを見逃さず、ぐいと根元に向けて握りこむ。

初めての自慰の動きに声にならないうめき声を上げる。
その声を確認しながらゆっくりと愛撫を続けるみかん。
しばらくすると先端の皮あまりの部分から透明な蜜が一雫、二雫とあふれ出し
くちゃくちゃと淫靡な音を立て始めた。

ふと、みかんの手が止まる。
「えっと、兄ちゃん?」
「クレス、今自分の腰が動いてるのってわかる?」
横たわっていたクレスはまったく気づいていなかったが、握りこんだみかんの手に向かって
必死で腰を突き上げていた。それは完全に性交の動きで、精通を迎えていなくても
本能が必要なことを教えていた。
そんな様を見てクレスだけでなくみかんも息使いが荒くなっている。
「じゃ、続けるからな」
そういって性器を再びリズミカルにしごき始めた。

段々と、クレスの下腹部におかしな疼きが始まる。
「やっやだっ!な・・・何か変!」
動揺し叫びぶるぶると震えるクレス。
みかんはクレスの陰茎を激しく扱き続けていたが、それは3分と続かなかった。
「にっ・・、兄ちゃん。ごめん、なんか出そう!おしっこっっ?!」
精通を迎えていない少年は、射精の兆しを激しい尿意と感じたようだ。
それを聞いたみかんは言った。
「クレス、それは出さなきゃいけないものだから…安心して出していいよ」
「もっ、もうやめてっ!本当にっ、おっ、おしっこ!おしっこが出ちゃう!!」
射精の兆候をうまく伝えられず、妖艶に顔をゆがめ、足をばたつかせる。
それでもかまわずに快楽を植えつけていくみかん。
「えっそんな…もうっ、もうだめだぁ!もれる。おしっこもれちゃうよう、手ッ、手を離してぇ!」
クレスの股間の二つの幼いたまごが僅かずつ浮き上がってくる。
「えっ!あっ!・・・うあーーっっ!」
大きな叫び声をあげた瞬間みかんは手を離した。


ぷしゃっ。クレスの生まれてはじめて、その第一射は淫だらな音を立てた。

粘性の薄い透明な汁は水しぶきのようにクレスの目の前を散り散りに飛んだ。
その衝撃に表情をゆがめ歯を食いしばったまま、一瞬息が詰まり声が出ない。

しかし次の瞬間、誰に教わるでもなく足をブリッジし腰を突くようにひょいと浮かせる。
あーーっ!!あぁーーーっ!ううーーっっ!!
第一射に一拍遅れて、精通の雄たけびを上げるクレス。
その声にあわせて第二射第三射と、続けて透明な液を打ち上げる。

絹糸のように細くなった精管から尿道に勢い良く液が押し出される。
粘性が高いのかその濁液は空中でも精管と尿道をかたどった直線状のすじのまま飛んだ。

記念すべき精通の瞬間を迎え、大きく肩で息をするフリス。

そんなクレスを見てみかんも興奮のあまり触れてもいないのに
「ううっ」と低いうなり声を上げて真っ白な白濁液を放ってしまった。

みかんの射精は大人顔負けの量でクレスの体の上のあちこちに飛び散った。


一息ついてみかんはクレスの頬をさすっていた。
精通の衝撃に一瞬クレスは意識を失ってしまっていた。
「大丈夫か?クレス、今のが射精。見てごらん。これがクレスの初めての精液」
そういって指した先、クレスの胸元から腹にかけて透明な
液体の筋が3本ほどあった。それはクレスが男になった証でもあった。
「しゃせー。せーえき。」
だんだん意識をはっきりと戻しつつも、ぼうっとつぶやく。
「精液はホントはもっと白いんだ。ほらこれが兄ちゃんの精液」
クレスのおなかの上にクレスの精通液に並んで真っ白な筋が並んでいた。
ちょっとびっくりしたような表情を見せて兄の出した白濁液を
指で摘む。親指と人差し指の間に糸を引いた。
「すごいねばねばしてるね」
「うん、これは赤ちゃんの素なんだ。もうじきクレスのも白くなってくるよ」
「えっ、これが赤ちゃんの素なの!?」
「そうだよ。だからクレスは赤ちゃんの作れるからだ、"おとな"に近づいてきていたんだ。
 だから、出したくなったときにさっきのを出しとけばすっきりして困らなくなるよ」
「そうだったんだー」
体を拭きながら一通りの性教育を施すみかん。クレスに聞く。
「どうだった?気持ちよかった?」

「うん、びっくりしたけど、出るとき、ぴゅっぴゅっ、ってすごく気持ちが良かった。
 兄ちゃん、教えてくれてありがとう…」
うとうとしだすクレス。
「後でベッドに運んでやるからこのまま寝ちゃっても良いよ」
「うん、ありがとう。それからね。兄ちゃん大好き…」
そういうとクレスは静かな寝息を立て始めた。
みかんはクレスを抱きかかえ寝室に運ぶ。
その途中クレスが寝言を言った。
「・・・ボクね、兄ちゃんの赤ちゃん産みたいなぁ・・・」
真っ赤になって変な汗をかくみかん。性教育はまだこれからのようです。